【現役管理栄養士が解説】特定保健指導の継続支援とは

特定保健指導
管理栄養士のりーです。

今回の記事では特定保健指導の継続支援についてご紹介したいと思います。

 

そもそも特定保健指導とは何か?というところはこちらをご参照ください。

 

特定保健指導を受けたくないという方はこちらもどうぞ。

継続支援とは初回面談で決めた行動目標などを実行していく段階です。
対象者の皆さんは 行動目標について日々の習慣を変えていきます。
管理栄養士や保健師から時々連絡が来るので
それに返信をしたり
ソフトに現在の体重や行動目標の進捗状況などを記録していきます。
ソフトなどではと情報の共有される場合がありますが、
紙ベースで行なっている場合はFAX や手紙などで送付します。
定期的にサポーターから連絡が来るので、
その時に分からないことや気になることなどがあれば気軽に相談していきましょう。
継続支援の途中で目標を変更することなどもできます。
そのため実際に実践してみると実現が難しかったり、
逆に簡単すぎるなど、
現状とのズレがある場合にはサポーターに相談してみましょう
適切なアドバイスが返ってくるはずです
実施している会社によっては
途中で中間面談などという形で
初回面談のように顔を合わせてお話する機会もあります
ただ私が担当しているところでは中間面談はな途中からなくなり
継続支援は手紙やメール電話でのやり取りで終了するようになりました
途中で記録用紙に記入するのが大変になってきた場合は
それをやめてもいいと思います
月に1回
2週間に1回
など体重と腹囲などを自分で測定し
それを記録するだけでもいいと思います
記録用紙の記入場所が毎日あるからと言って
毎日測定と記録をする必要はありません
できるところだけ進めていきましょう
また途中から毎日記録しても全然問題ありません
もちろんより詳細に記録した方が
サポーターのアドバイスは的確になりやすいとは思いますが
大まかな流れを掴むという意味では毎日でなくてもいいのかもしれません
ただ習慣にするということが大事なので
毎日続けられている方の方が
なんとなく体重や腹囲の減少率が高いような気がします
※これはあくまでも個人の感想です
継続支援が最終段階までくると
最後には最終評価が行われます
まずご自身で
体重や腹囲
行動目標への取り組み状況
食事・運動・タバコ
などについて記入していただきます
それを踏まえた上で最後にサポーターから連絡があり
特定保健指導を終了という形になります
サポーターから個別にアドバイスが来ることによってそれが励みになり
どんどんやる気を出して成功して行かれる方もいらっしゃいますし
そのやり取りが面倒になって途中で辞退してしまう方もいらっしゃいます。
人それぞれ特定保健指導との関わり方はありますが、ぜひうまく活用していただければと思います。

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