管理栄養士のりー(@lee77386100)です。
こちらのサイトでは、管理栄養士歴10年の私が栄養・食生活などに関する役立つ情報を発信しています。
根拠に基づく内容を目指しておりますが、一部主観や個人の意見も含まれることを前提に、お役に立てていただきたいと思います。
経歴などはこちらをご覧ください。
コメント等をいただければアドバイスをすることは可能ですので、どうぞお気軽にご連絡ください。
はじめに
私が管理栄養士国家試験を受験したのはもう10年くらいに前で、現在とは変わっているところも多いかもしれません。
また私はいわゆる王道コース(?)の4年制大学→現役合格ということで、実務経験を積んでからの試験ではありませんでした。
そのため当てはまらないという方もいるかもしれません。
ただし、条件は人それぞれ。
仕事以外にも勉強に回せる時間に限りある人だっているでしょう。
この記事を読んでくださった皆さんにとって良い結果になることを願いながら記して行きたいと思います。
私の大学生活
大学受験は第一希望ではなかったものの優秀な学生が集まる大学に合格できました。
管理栄養士の養成校だったので、もちろん資格に対する想いが強い人が多いですね。
在学中、授業は睡魔に戦い負けることもありましたが、基本的に必修科目は出席していました。
(教養科目は年に1回くらいサボっていたかもしれません笑)
小テストとかもなんとか乗り越えていたけど、その場しのぎというか、分かったような分からないような。そんな曖昧な感じで過ごしていました。
4年生になった私は学校の指導もあって本格的に勉強を開始!
ゼミは入らなくても良かったのですが、やりたいこともあったので履修。
めっちゃ大変でした笑
就活はかなり苦戦しながらも、一応4年の11月くらいにはブラック企業に内定。笑
部活は週に1回程度ですが夏には東京に行ったり、サークルは足が遠のいてしまったものの飲み会とかには結構行ってましたね。笑
バイトは最初はしていましたが、4年生になったころくらいだったかに辞めました。
実家に引っ越したタイミングですね。
今振り返ってみると、割と試験勉強以外のこともしていたと思います。
華の学生生活、それなりに謳歌していたと思います。
学校の国家試験対策室
名物のすごーい厳しくて優しい先生が面談してくれます笑
模試も4年生のうちに何度か実施され、それもこの大学の必修科目になっていました。
つまり国家試験に受かる水準じゃないと、卒業できないというやつです。
こういう養成校って結構多いのではないでしょうか?
合格率が高い大学は、その単位を取れず卒業できない人は受験しないから合格率が高いのかもしれませんね。
このへんは教育業界の闇なのかもしれません。
勉強について
さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です。
国家試験でも出題範囲ですが、5つの資源に分けて説明していきます。
そうです!あの給食経営管理の分野で出てくるやつです。
せっかくなので復習しながら読み進めて見てください。
人(ヒト)
友人
学生時代に国家試験の受験勉強をするメリットの一つに、「友達と一緒にできる」というのがあるのではないでしょうか?
私も4年生のときは友人と一緒に勉強をしていました。
互いに助けあい、高めあい、そしてときにはただそばに居てくれる(そばで勉強をしてくれる)。
そんな素晴らしい友人たちが複数いました。
もう数え切れないくらい挫けそうになりましたが、やはり同じ境遇の友人は頼りになるものです。
私が受験勉強中にどのくらい良い影響を与えたかは分かりませんが、今でも仲良くしてくれているのはそういうことなのかな?
もちろん一人で勉強するのが好きな人もいると思いますし、そのハイブリット型のような「たまには友人と勉強したい」みたいな方もいるでしょう。
相手が誘って来たから、友人だからといって必ずしも、いつもそれに応じる必要はありません。
明確に理由を伝えたらその相手も理解してくれるだろうし、お互いにとって無理なく成長していけるのが良いですね。
SNS
働きながら受験勉強をする方や、学生であっても信頼できる友人が居なかったりする場合におすすめなのがSNSです。
私の頃には想像もつかないようなことですが、TwitterやInstagram、その他資格取得に向けた学習アプリなど、共通の目標を持つ仲間を探すことは非常に簡単な時代になりました。
また、ネット上のお付きあいということで、前述の友人よりもライトな付き合いをすることができますね。
ただし、スマホを見ていると勉強の妨げになるような記事やアプリが多く、勉強時間を無駄にしてしまう人もいるかもしれません。
程よく活用できないようなら、辞めておいたほうが良さそうです。
先生
私の学校には管理栄養士国家試験対策室というのがありました。
ここにいらっしゃる先生も管理栄養士の資格があります。
各科目の先生方も管理栄養士の資格がある先生もいますが、医師、薬剤師など違う資格の先生が担当される場合もあります。
私が所属していたゼミの先生は、農学博士とかだったかな?
そのため、管理栄養士の資格はありませんでした。
やはり対策室という名前だけあって、そちらの管理栄養士の先生はプロです。
勉強方法からメンタルケアまで何でも相談に乗ってもらえます。
既卒の方のうち、専門のスクールなどに通学されている方はそちらでも良いですね。
独学でという方は母校を訪れて見ると、行き詰まっていた問題が解決したりするかもしれません。
必要に応じて上手く活用していきましょう。
家族
私は学生時代ひとり暮らしもしていましたが、4年生になってからは実家で暮らしていました。
家族がいる人は悩みを聞いてもらったりしても良いですね。
遠くに住んでいても、電話をしたりして一人で抱え込まないようにしましょう。
私は家族に甘えまくっていたので、勉強に付き合ってもらっていました。笑
大学生、もういい大人だったのにね。笑
物(モノ)
続いて、受験生時代に活用していた勉強アイテムについて紹介します。
クエスチョン・バンク
言わずと知れた資格対策本ですね。
私が実際に使っていたのはこちら。
私は見たいページをすぐに開くため、インデックス貼りまくってたらこんなことになっていました。
もちろんカバーは取ってましたね。
しかしこのインデックスの量は今見てもすごいなと思います笑
ちなみにこういうプラスチックの付箋を使っていました。
サイズは若干違うかもしれないけど。
これに油性ペンで記入すると消えなくて良かったですね。
多少荒く扱ってもヨレないし、カバンの中で曲がったりしないのでおすすめです!
さて、クエスチョン・バンクと言えば管理栄養士以外にも医師、看護師などの問題集を販売しています。
結構分厚い本で、イメージとしては辞書!
持ち歩くのは結構大変でしたが、国家試験受験のために宿泊したホテルにも、受験会場にも持っていきました。
実は3年生のころ、これと似た本を購入しました。
ただ、この手の本は毎年少しずつ改定されています。
結局受験の年に最新版のクエスチョン・バンクを購入したので、よほどのことがなければ、販売前は教科書やレジュメなどで十分かと思います。
私はクエスチョン・バンクのイラストが可愛くて好きだったのでこちらにしましたが、その他にも各社それぞれ出版しています。
Amazonで販売されている商品は一部試し読みができる本もあるので、ぜひお気に入りの1冊を見つけてみてくださいね。
教科書
学生時代に使っていた教科書はこちらです。
国家試験の翌日、記念に写真撮ってました笑
そしてこちらはレポートやレジュメなど書類。
平成初期の小学生が使っていた家庭用の学習机の上段。
もちろん、目の前の本棚に教科書やら書類やら、足元にも並べていました。
すごい量ですね。
実際これらすべてが出題範囲ではありません。
教養科目もあるからですね。
でもこちらのほぼ全てが出題範囲ですから大変です。
自分でまとめノートなども作っていました。
模試
私が受けていたのは学内模試です。
そう。国家試験対策室で作成されたものです。
本番さながらの雰囲気で実施されますが、ここで使用した模試の余白こそ私の勉強スペースです。
本試験もそうですが、1ページに問題2問だけとかで結構余白がありますよね。
そこに関連する内容などを書き込むという勉強法をしていました。
例えば食品の色素についての問題があったら、教科書の○ページに書いてある一覧表を全て余白に書いてみる。
みたいな感じです。
そうやってメモが大量に書き込まれた模試の問題用紙がそのまま単語帳やまとめノートの代わりなるのです。
ちなみにこのメモを赤色のボールペンで記入しておくと、なんと赤シートで消えます!
電車での移動中などちょっとした空き時間などは模試を解きながら、そのメモの内容をアウトプットする作業をしていました。
そしてこの模試の最大のメリットは薄くて軽い!(←そこ?笑)
クエスチョン・バンクとは違って持ち運びには非常に便利ですね。
ペンケース
なんでも良いと思います。
というか令和の受験生たちはタブレットなのかな?
とにかく私は通学時間が長かったので軽量化最優先でコンパクトなタイプのものを使っていました。
金(カネ)
なんで大学の学費ってあんなに高いんでしょうね涙
私は私立大学だったのでもうそりゃ・・・
私はバイトで生活費やお小遣いは稼いでいましたが、それも実家に帰るとともに辞めてしまいました。
本当に金銭面では親に頼りっきりでしたね。
感謝しかありません。
でもお金がないからと言って、諦めるのは違うかも知れません。
社会人の人はイメージが付きやすいかも知れませんが、限られた時間で勉強時間を抽出する、もしくは効率の良い勉強方法を探す事によってこの問題を解決することができます。
学生の方はアルバイトと勉強のメリハリをつけ、既卒の方もお仕事の時間とのメリハリをつけて頑張るしかないのです。
厳しい世界ですね。
設備(場所)
勉強場所は至って一般的な場所ばかりですが、一応ご紹介しますね。
自宅
ど定番ですね!
ベッドや机などに自分の書いたメモを貼ったり、お風呂に浸かりながらクエスチョン・バンクを見たり。
母に暗記した内容を聞いてもらったり。
実家に住んでいたので、トイレや廊下など家中にメモを貼ることはできませんでしたがインプット・アウトプットするには良い場所でしたね。
学校の図書館
一人で黙々と勉強や読書できるスペースがあるのは良いですね。
自分用のまとめノート的なものを書いたりするときは机と椅子があったほうが良いですから。
また、図書館には5〜6人で利用できるような会議室も利用できました。
友人たちとあーだこーだ言いながら語呂合わせを考えたり、情報共有したりしていました。
たまにこういうのすると、孤独感がなくなって良かったですね。
電車
前述の通学時間が長く、およそ2時間でした。
幸い、電車で座れることが多かったのでインプットの時間にできましたね。
大学のフリースペース
ラウンジみたいなところですね。
もう10年も前の話ですが、新しい建物でとてもおしゃれでした。
基本的には学生しか利用しないので、めちゃくちゃ混んでいるということもありません。
けどあんまり利用してなかったかな。
パソコンを利用したいときとは使ってたけど、そんなにだったかも。
カフェ
なんか憧れでたまに行ってました。笑
このとき使ってたスマホケースが緑色だったからなのか、ミスドの飲み物が緑色に写ってますね笑
ちょっと背伸びしたかったんでしょうね。
でも周りに勉強している人がいて、その人たちは自分の知り合いでも何でもない他人。
比べる必要もないし、話す必要もない。
自分が乗っているときに声かけられることもない。
たまにそんな環境にいると、リフレッシュできたように思います。
方法(勉強の仕方)
合格のためにはきっとこれが一番大切なんでしょうね!
あくまでも一例ということで参考にしていただければと思います。
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